【キャンプ用語】TCテントって何?TCテントは選ばない方がいい!

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やっほー!
こんにちは ちあにーつ(@chianeblog)です!

今回は、キャンプを始めたばかりの方が初めて耳にするであろうTCテントの言葉の意味と、TCテントを選ばない方がいい理由をご紹介します!

ちなみに、キャンプ初心者が突き当たる壁、「キャンプ用語シリーズ」の第3段になります。

第1弾第2弾はこちらになります!

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TCテントって何?TCテントは選ばない方がいい理由について

まず最初にTCテントについてご紹介して、次にTCテントを選ばない方がいい理由をご紹介します!

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TCテントとは

TCテントを知るためにはテントの素材には何があるのかを知る必要があります。

テントの素材は大きく4種類あります。

①ポリエステル

ポリエステルは石油から作られている化学繊維です。

ポリエステルの意味は「ポリ」が大量という意味で、エステルが大量に含まれている物という意味です。

そんなポリエステルはとても安価なので、ポリエステルで作られているテントはとても安いのが特徴です。

ポリエステルのGOODとBADは↓こんな感じになっています。

・耐久性がある
・吸湿性が低くすぐに乾く
・カビにくく保管が簡単
・比較的軽い
・火の粉にはとても弱い
・通気性が悪い(結露しやすい)
・静電気が起きやすい

ポリエステル素材のテントを選ぶ人は↓こんな方が多いです。

・できるだけキャンプグッズを揃えるのにお金を抑えたい方
・テントの近くで焚き火をしない方
・軽いテントが欲しい方

②コットン

コットンは木綿の種から取れる種子毛(しゅしもう)のことです。

ポリエステルのような化学繊維ではなく、天然繊維なので肌触りがとても良いのが特徴です。

コットンのGOODとBADは↓こんな感じになっています。

・吸水性・通気性に優れている
・火の粉にはとても強い
・染色しやすいためオシャレ
・速乾性が悪く重い
・天然繊維のため乾かさないとカビる
・シワなりやすい

コットン素材のテントを選ぶ人は↓こんな方が多いです。

・自然に馴染みやすい天然繊維のテントが欲しい方
・テントの近くで焚き火をしたい方
・キャンプ場までの移動手段が車の方

③ナイロン

ナイロンはポリエステルと同じく石油から作られている化学繊維です。

生産量がポリエステルが1番多いのですが、その次に多いのがナイロンです。なので、ナイロンって名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

そんな、ナイロンはとにかく耐久性がとても高く、ポリエステルより頑丈です。

ナイロンのGOODとBADは↓こんな感じになっています。

・とても軽量で登山用テントで多く使われている
・摩擦に強い(耐久性抜群)
・耐水性や防水性が高く、速乾性に優れている
・火の粉にはとても弱い
・ポリエステルより値段が高い
・通気性が悪い(結露しやすい)

ナイロン素材のテントを選ぶ人は↓こんな方が多いです。

・キャンプでも登山でもテントを使う方
・とにかく荷物を軽くしたい方
・テントの近くで焚き火をしない方

④TC(ポリコットン)

最後に一番この記事を読んでいる方で気になるTC素材です。

TC素材は別名ポリコットンと呼ばれています。

ポリコットンとは、その名の通りポリエステルとコットンが混ざった素材のことです。

ポリエステルとコットンの良いところを掛け合わせて作られており、性能的にはレベルの高い素材になります。

TC(ポリコットン)のGOODとBADは↓こんな感じになっています。

・火の粉にはとても強い
・丈夫でしシワなりにくい
・吸水性・通気性に優れている
・速乾性が悪く重い
・コットンが混ざっているのでカビやすい

TC(ポリコットン)素材のテントを選ぶ人は↓こんな方が多いです。

・テントの近くで焚き火をしたい方
・キャンプ場までの移動手段が車の方
・しっかりとしたテントが欲しい方

なぜTC(ポリコットン)素材のテントは選ばない方がいいか

僕がなぜTC(ポリコットン)素材のテントを選ばない方がいいのか僕の経験からお伝えします。

結論から言ってしまえば、値段と重さのわりにそこまで性能が良くないからです。

TC(ポリコットン)素材のテントを買うのであれば、値段と重さ、性能からみてポリエステル素材のテントを買うのが一番いいです。

理由①テントの値段が高い

TC(ポリコットン)素材のテントは値段がポリエステル素材でできているテントに比べると倍以上の値段です。

ポリエステルのテントは10000円以下で大体の種類のテントを選んで買うことができます。

ですが、TC(ポリコットン)のテントは10000円で買える点とはほとんどなく、20000~30000円で購入できるテントがほとんどです。

そのため、よほどお金に余裕がないと手が出しずらいです。

僕は、TC(ポリコットン)のテントを買うくらいならポリエステルのテントを3個くらい買った方がキャンプの楽しみの幅が広がるって考えてしまいます。

とにかくTC(ポリコットン)のテントは値段が高いです!

理由②テントが重い

TC(ポリコットン)素材のテントは重さも「え、こんなに重いの!」ってくらい重いです(笑)

ポリエステルのテントと比べると2倍くらい重いです。

電車や自転車でキャンプに行こうと考えている方はTC(ポリコットン)のテント選ばないのが賢明です。

普通に4~6kgあるので車でなければ持ち運ぶのも大変です。

とにかくTC(ポリコットン)素材は重いです!

③理由③テントの性能がそこまで良くない

性能がそこまで良くないというのは言い過ぎかもしれませんが、キャンプ初心者の方にとってはいらない性能といってもいいかもしれません。

TC(ポリコットン)素材のテントは生地が丈夫で厚みがあり、火にも強いのが特徴です。

もし、冬キャンプをするのであれば、外気の寒さから熱を逃がさないように、ポリエステルのテントより、生地が丈夫で厚みがあるTC(ポリコットン)素材のテントが絶対いいです。

ですが、僕がイメージしているキャンプ初心者の方の中で冬キャンプをしている方はあまりいないと思っています。

そのため、使わない性能があるテントといえるでしょう。

火に強いという性能は確かにあったほうがいいです。

これも実際には、風向きやテントからの距離を考えて焚き火をすれば、ポリエステルのテントで十分です。

そのため、そこまでこだわってTC(ポリコットン)のテントを選ばなくてもいいんではないかと思ってしまいます。

冬キャンプするのであれば、TC(ポリコットン)のテントも視野に入れてもいいかと思います!

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を最後まで読んでいただいたということは、あなたもテントの素材について知識を蓄えられたと思います!

キャンプ初心者や冬キャンプに行かない!という方はそこまでこだわりがなければTC(ポリコットン)のテントではなくポリエステルのテントで十分ということが理解できたかなと思います。

値段・重さ・性能からしてポリエステルのテントがコスパが良いです!

ポリエステルのテントをGETしてキャンプライフを楽しんでください!

ポリエステルのテントについてはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてください!

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