やっほー!
こんにちは ちあにーつ(@chianeblog)です!
今回はカーボン製のモーラナイフを買って何回か使ったら錆びてしまった!という方に向けて対方法をご紹介します!
キャンプでよく使う道具として「ナイフ」があります。使用頻度が多いので、よく錆びてしまうんですよね。
錆びやすいナイフで有名なのが「カーボン製のモーラナイフ」です。僕も愛用しているので、錆びてしまったことが何回かあります。
その際に対処した方法を共有できればと思います!
「モーラナイフに付いた赤錆除去方法」〜「黒錆加工」
モーラナイフでよくすることとして、湿って燃えにくくなった薪を割ったり、火種を作るためにフェザースティックを作ったり、野菜を切ったりします。
その際に、何もせずに鞘に入れて寝てしまうと次の日には、もう錆びていたりします。(特に湿った薪を割ったり、野菜を切ったりすると錆びます。)
この時ナイフに付く錆びを「赤錆」(赤茶色の錆です)といいます。
この赤錆を除去する方法として「紙やすり・耐水ペーパー」を用いる方法があります。
砥石を使って除去するのもいいのですが、砥石は少し高かったので僕は「紙やすり・耐水ペーパー」にしました。
「紙やすり」と「耐水ペーパー」の違いはなんなのかというと、水に強いかどうかです。
紙やすりに水をつけて使うとすぐボロボロになってしまいますが、耐水ペーパーに水をつけてもそこまでボロボロになりません。
そもそも、なぜ水を使うのかというと、ナイフを削るときにどうしてもナイフから細かい塵が出て磨き辛くなってしまうからです。
その際、水があれば、その塵を流し効率的にナイフの赤錆を取ることができます。そのため、ナイフを研ぐ際は、水に強い耐水ペーパーを使うのがおすすめです。
今回は赤錆を落としてから、赤錆が付きにくくする方法として有名な「黒錆」をつける方法までをご説明します。
「黒錆」は良い錆!って思っていただけたら良いです。先に黒錆をつけることによって、赤錆が付きにくくなります。
耐水ペーパーでナイフを研ぐ
僕が使ってたこちらの耐水ペーパーでは400→600→800→1000→1500→2000の順番で研ぎました。小さい数字のものから使っていくと綺麗に研ぐことができます!
ナイフを洗剤でゴシゴシ洗う!
ナイフを研いだ際に出た塵を綺麗に洗い流します。またナイフに付いた油も落とします!
人が少しでも手で触ると油が付くのでしっかり洗いましょう!
黒錆加工を行う!
黒錆加工で必要なものは下記の通りです。
- ナイフ(カーボン製)
- 500mlのペットボトル
- ティーパックの紅茶5袋
- お酢(米酢)
- お湯
ペットボトルを切り、お酢を入れる
この写真のようにペットボトルの上の方を切り、お酢を3割ほど入れます。
※注意点:ペットボトルを切る際はナイフの刃の部分が全て入るように切ってください
めっちゃ濃い紅茶を作る
鍋に500mlくらい水とティーパックの紅茶5袋を入れて一煮立ちさせます。一煮立ちしたら火を止め10分くらい冷まします。僕が今回使用した紅茶はこの紅茶です。たくさん入ってて安いのでおすすめです。
※この写真くらい濃く紅茶を作ってください。
先程のペットボトルの中に紅茶を入れる。
人肌くらいの温度に冷ました紅茶を入れます。
モーラナイフの刃をペットボトルの中に沈める。
ムラができてしまうので完全に沈むようにしてください。この状態で5時間放置します。匂いがきついので、放置する際は気を付けてください。
ペットボトルからモーラナイフを出して水で洗います。
5時間放置したらこのような色になります。
※注意点として、モーラナイフには黒錆が付いた状態になっています。そのため黒錆加工をした後にナイフの刃を触ったり擦ったりしないでください。
せっかく付けた錆が取れてしまいます。水で洗い流したら自然乾燥させます。
オリーブオイルでコーティングする
黒錆加工が終わったモーラナイフにティッシュやガーゼを使ってオリーブオイルを塗ります。
オリーブオイルを塗ることで黒錆の黒さが増します。
以上が「モーラナイフに付いた赤錆除去方法」〜「黒錆加工」でした。
補足:黒錆を長く保つ方法
基本的には下記3点を守れば長続きします。
- 使い終わったら必ず水気を拭き取る
- 柑橘類の果物を切らない
- 刃物用防錆オイルを塗る
まとめ
モーラナイフを買う方は初めてナイフを買った方が多いと思います。
初めて買ったからこそ長く大切に使ってあげましょう!
そのため黒錆加工をして愛用のナイフにしてあげてください。
2本目のナイフを考えている方は↓こちらの記事↓を参考にしてみてください!
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